簡単ダイエット方法!食事で減量するには?わかりやくす解説①

生活・経済

太りすぎは身体に毒と言います。

若い間はいいかもしれませんが、40代をすぎた頃から『あれ、身体がおかしい。お腹周りやばい。。。』と急に感じる方の方が多いかと思います。

内臓脂肪は、30代以降の方は全員気をつけなければなりません。

そんな方向けに、脂肪の種類や体の仕組みのついて解説し、その後の減量方法を紹介していきます。

脂肪の種類のよっては命にかかわりますので、最後まで読んでいただいた方が良いのではないかと思います。

では順に解説していきましょう。

なぜお腹はぽっこりと出てしまうの?

お腹周りの脂肪の種類で代表的なものが、「皮下脂肪」と「内蔵脂肪」があることは多くの方がご存じではないのでしょうか。

・皮下脂肪…皮膚の下についている脂肪

皮下脂肪は手でつかむことができます。つまりブヨブヨしていて柔らかい脂肪のことを言います。

・内臓脂肪…内臓の周りについている脂肪

内臓脂肪はてでつまむことができない状態になった脂肪を言いいます。

よくお腹がパンパンの人がいますよね。妊婦さんみたいにパーンっと張ったお腹のような人は脂肪を掴むことができません。

内臓の周辺につく脂肪というのは、内臓の動きを鈍くしてしまい、また、内臓の周囲には本来、健康な方であれば、脂肪はついてはいということになります。

この状態は、体が劇的にヤバい状態にあります!

・異所性脂肪…内蔵そのものや筋肉そのものにつく脂肪(1番危ない!!)

異所性脂肪とは聞きなれない方の方が多いのではないでしょうか。

調べていて「そんな脂肪の種類があるんだ!」と初めて知りました。

なぜ脂肪は体に蓄積されていくの?

30代以降は、基礎代謝が下がり、筋肉量がどんどん減っていき、脂肪が燃えにくくなります。

体は日に日に変化し、老化していきます。

脂肪も同じで体の老化と共に、自分自身で気をつけなければどんどん体をむしばんでいき、衰えてしまいます。

ですのでその原因を知ることが大事ですよね。

「なぜお腹が出てくるのか」「なぜお腹周りにばかり脂肪が蓄積するのか」を知り、食べ過ぎが原因ではなく、食べているものの内容だと気づくことが大切です。

では、ぽっこりお腹の犯人はどういったものなのでしょうか。

ぽっこりお腹の犯人は糖質にある?!

多くの方は、脂質の取りすぎを気にしますが、1番は糖質の取りすぎが原因となります。

その糖質に炭水化物をプラスすると、余計に危ない食べ物に変身してしまいます。

パンケーキ、菓子パン、クレープなどの糖質と糖質、糖質と炭水化物という組み合わせの食べ物というのは、依存性がとても高いのです。

今の日本人は、全年代、糖質過多の食生活をしています。

糖質は体の中に入れると、ブドウ糖に分解され、さらにグリコーゲンというものに分解されるのですが、グリコーゲンに分解されるには限度があります。

その分解できなかった糖質が中性脂肪として体に蓄えられます。

さらに、中性脂肪に蓄えれることのできなくなった糖質は、血液の中にまで到達し、その糖質が内臓脂肪になってしまいます。

また、血液の中に糖質が溜まることで、血液の流れが悪くなり、血栓や動脈硬化といった病気につながっていきます!

ここまでくると、糖質や脂肪を分解している肝臓にかなり負担がかかっており、どんどん肝臓での糖質分解ができなくなってしまい、肝臓に脂肪が溜まっていきます。

それが「異所性脂肪」ということです。

これが「脂肪肝」という病気になり、脂肪肝になるとさまざまな病気を引き起こす原因となります。

脂肪肝はアルコールの摂りすぎでなる場合と、糖質の摂りすぎでなる場合があります。

1番危ない食生活が、夜中の甘いお酒や、甘い食べ物とお酒の組み合わせです。。。

肝臓にとってとても負担になっている状態であり、肝臓がパンパンになってしまいます。

糖質の摂りすぎによりホルモンの働きまで阻害する?!

肝臓の状態が、今話した状態までくると、ホルモンにも影響がでてきます。

阻害されるホルモンの一つが、『長寿ホルモン』です。

長寿ホルモンとは

「アディポネクチン」というホルモンをいい、正常な体の状態であれば正常に分泌されます。

糖質の異常な摂取により、そのアディポネクチンが正常に分泌されなくなってしまいます。

それにより高血圧症や糖尿病(2型)、動脈硬化、脂質異常症といった「生活習慣病」になります。

阻害されてしまうあともう一つのホルモンは、「満腹ホルモン」です。

満腹ホルモンとは…

レプチン」というホルモンのことをさします。食事をすることにより、血糖値が上昇し、脂肪細胞が刺激されることで分泌されます。

このレプチンは、満腹中枢を刺激する「レプチン受容体」に作用し、食欲を抑制します。

内臓脂肪や、異所性脂肪が溜まることで、このレプチン受容体が作用しなくなり、食欲を抑制する機能を果たせなくなってしまいます。

それにより満腹という感覚を得ることができなくなり、もうお腹いっぱいなのに、食べても食べてもお腹いっぱいと感じなくなってしまうのです!!

まさに「負のスパイラル」に陥ってしまいますね。。。

このホルモンの阻害により、大きな病気につながっていきます。

ホルモンが阻害されることによりどんな病気を併発する?!

糖質ばかり摂取している生活を繰り返していると、このように体が最悪の状態になっていきます。

そうするとまず、「糖尿病(2型)」を発症してしまうことが多くあります。

糖尿病は、肝臓や膵臓が働かなくなってしまったことで発症しますが、そうなると他の体の部位にも影響を及ぼしてしまうことがあります。

その一つが、「糖尿病網膜症」です。

糖尿病網膜症とは

糖尿病が原因で目の中の網膜という組織が障害を受け、視力が低下してしまう病気です。最悪失明に至る場合もあります。

網膜とは、目の中に入ってきた光を刺激として受け取り、脳への視神経に伝達する組織で、カメラで例えると、フィルムの働きをしています。

二つ目に、糖尿病により、腎臓の機能までも働かなくなってしまう場合もあります。

腎臓が動かなくなってしまうことを「腎不全」と言います。

心不全とは

腎臓の働きが低下し、体内の老廃物を排泄できなくなってしまい、腎臓の機能を果たせなくなってしまうこと。

そうなると「人工透析」をしなければ生きていけません。

人工透析とは…医療行為の一つで、腎臓の機能を人工的に代替すること。

自身の腎臓の代わりに、人工腎臓フィルター(ダイアライザー)を介して、血液から老廃物除去・電解質維持・水分量維持を行うこと。

さらに三つ目に、糖尿病により、神経症害までも併発してしまう恐れがあります。

よく見られる症状として、「感覚マヒ」が挙げられます。

糖尿病による感覚マヒとは

血糖値が高い状態が続くと、痺れや痛みを感じたり、その逆に感覚がなくなるという障害を起こしたりします。

糖質の摂りすぎで体に溜まった脂肪により、こんなにも体に負担がかかり大きな病気につながってしまいます!!

その他にも最初の方に、「血液に糖質が溜まり、流れが悪くなる」と話をしました。

その血液の流れが悪くなることにより、動脈硬化という病気に繋がります。

糖尿病による動脈硬化とは…

高血圧の状態が慢性的に続くと、血管の壁が傷つき、コレステロールが蓄積してしまいます。

この蓄積したコレステロールは血管内にプラークという塊を形成し、動脈の壁が硬くなることを言います。

プラークという塊が、血液の流れを阻害したり、塊が大きくなって破裂してしまう場合もありますよね。

それが脳や心臓の中で起きてしまうと死に至る可能性が高くなってしまいます。。。

脳出血・脳梗塞・心筋梗塞・心不全などの病気であり、『糖質』のせいであります!

今回なぜこのような解説から入ったかと言いますと、

正しい知識を持つことで防ぐことのできる病気であるからです。

年齢のせいでお腹が出てくるのではなく、食生活の乱れによる糖質の摂りすぎあり、それによる脂肪(内臓脂肪・中性脂肪・異所性脂肪)の蓄積が原因だからです。

脂肪を蓄積させないようにするための対策は?!

ここまでの内容を見ると、「明日から糖質を摂らないようにしよう」「糖質0にしよう」などと思いますよね。

私も思いましたw

しかし、糖質も体にとって必要なものであり、取り過ぎは体によくないということです。

いきなり糖質を0にしてしまうと、脳が「体が飢餓状態になっている!」と勘違いしてしまい、肝臓に全ての糖質を集めてしまいます。

それこそ体にとって危ないことなので、急激な糖質制限は避けましょう。

まず、毎日の食生活から見直していきます。

これまで摂取していた1日の糖質を15%OFFにする食習慣に変えていく努力をします。

日常の中で、普段の食事の他にお菓子やジュースを飲んでいた方は、まずその習慣をやめましょうということです。

お菓子やジュースは食べないし、飲まないけど、麺類やご飯の量が多い方は、今まで食べていた量を少しずつでいいので減らす努力をしましょう。

一口だけでも減らす!!という意識が大切になります。

そうしなければぽっこりお腹はなくなりません!!

今回のまとめ(次に続きます)

今回は「糖質」どんなものなのか、そしてその糖質により、体にどのような影響が現れるのかを解説しました。

どうでしたでしょうか。

結構長い解説になってしまったので、2回に分けて解説していきますね♪

次回は食習慣をどのように改善していったら良いかと、食習慣対策に食べたほうが良い食材などを紹介していきます。

健康的に減量し、健康的な体になっていきましょう。

「簡単ダイエット!食事で減量するには?わかりやすく解説②」

↑こちらが続きになりますので、合わせてご覧ください♪

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